昨日(2024年2月13日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.742(-0.094)<-5.12%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは7営業日連続で下落。
2月後半の米国の気温は引き続き平年より高いと予報されており、NATGASは売られる展開です。
天然ガスは米国内で主に発電用燃料として使用されており、気温が平年より高いと暖房用の電力需要が伸びず、それが天然ガスの需要減に結びつくとされています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年2月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線をつけ、7営業日連続で下落しています。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
昨年の安値である1.9ドル台を割れても下落は止まらず、1.7ドル台まで下落が進みました。
下落が加速しており、どこまで下げ続けるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
若干上昇して取引を開始したものの、12日安値を割れると急落してそのまま取引を終えました。
急落とともに平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移して、売り優勢を示しています。
連日安値の切り下げが続く中でも、13日は特に大きく安値を切り下げました。
下落トレンド継続の一方で、反発が生じるタイミングにも注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で変わらず、499基です。
2週連続で稼働リグ数に変化がなく、安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で4基増加し、121基です。
前週比で増加するのは3週間ぶりであり、110基台後半から120基程度の範囲で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で75bcf(10億立方フィート)減少し、2584 bcfでした。
減少幅は市場予想とほぼ同じだった一方、在庫水準は高い状態が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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