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NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :決算待ちのエヌビディアを筆頭にハイテク株が下落(2024年2月21日)

マーケットレポート

昨日(2024年2月20日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):38584.5(-32.5)<-0.08%>
    US100(米国100株価指数):17530.8(-196.0)<-1.11%>
    US500(米国500株価指数):4977.4(-31.6)<-0.63%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2月20日の米国株主要3指数は、全体的に下落傾向を示しました。

ウォルマート / Walmart Inc.の四半期決算が堅調で、生活必需品銘柄が買われました。
しかし、今日に四半期決算が発表されるエヌビディア / NVIDIA Corporationが売り込まれるなど(4.35%下落)、ハイテク株は終日売り優勢でした。

US500が参照するS&P500の11セクターでは、主要消費財が上昇し、情報技術は軟調でした。

コンファレンス・ボードが発表した景気先行指標総合指数は、前月から0.4%低下。
日付が変わった22日の早朝にFOMCの議事要旨が発表されます。

ディスカバー・ファイナンシャル・サービス / Discover Financial Servicesは、ウォーレン・バフェット氏が出資する米銀のキャピタル・ワン・ファイナンシャル / Capital One Financial Corporationが株式交換による買収を発表して上昇しました。

なお、UBSグローバル・リサーチは、S&P500の年末予想を、現在より約8%高い5400ポイントに引き上げました。
1月時点の予想は5150ポイントで、世界の主要証券会社の中で最も高い予想値となります。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月21日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足も高値圏で小さくもみ合う動きが継続し、平均足と重なる位置に短い陰線が立ちました。
平均足は陽連中ですが、実体が短くなってきており、下ヒゲも伸び始めています。
ただし200日移動平均線は右肩上がりなので、大局は上昇トレンドと考えられます。
ローソク足が平均足を明確に上回れるかに注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

おおむね陰連中の平均足がレジスタンスになる形で下落して、中期のサポートラインを下抜きました。
一時的な安値に新たな中期サポートラインが引かれて反発、ローソク足が平均足を上回ることで、平均足も陽転しています。
この流れのまま反発上昇していく際には、すぐ上の中期レジスタンスラインを超えられるかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月21日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、平均足を下に抜ける陰線が立ち、終値は平均足の下ヒゲよりも安い価格で引けました。
平均足は陽連中ですが、実体が段階的に短くなっており、下ヒゲも伸びているため、上昇の勢いは強いとはいえません。
200日移動平均線が右肩上がりなので、全体は上昇トレンドと考えられるため、フィボナッチの38.2%や50.0%が押し目のターゲットになるケースも想定されます。

<1時間足チャート分析>

一時的にローソク足が平均足を上回ることで、平均足が陽転しました。
しかし再度の反落でローソク足<平均足の位置関係に戻り、平均足も陰転しています。
この下落で中期のサポートライン、次いで長期のサポートラインをブレイクしましたが、ローソク足が平均足と重なる位置まで反発して取引を終えています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年2月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月21日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は陰線が立ち、ローソク足の終値は平均足の実体と重なる位置まで下げました。
平均足は陽連しているものの、実体が少しずつ短くなってきており、上昇圧が後退し始めていると考えられます。
200日移動平均線は右肩上がりなので、大きな視点では上昇トレンドと考えられます。

<1時間足チャート分析>

中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた狭い価格帯での値動きから、下にブレイクして続落となりました。
陰連中の平均足に頭を押さえられながらの下落で、大台の5000ポイントをキープできずに割り込みました。
取引時間終盤の反発で、ローソク足は平均足付近まで戻しています。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
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本日(2024年2月21日)の主な米国経済指標

21日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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