昨日（2024年2月26日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：77.82（+0.984）＜+1.28％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発。
イエメンを拠点とするフーシ派が、タンカーに向けてミサイルを発射したと報じられています。
中東地域をめぐる緊張感が継続しており、これが価格上昇の要因だった模様です。
また、米ドルがやや弱く推移しており、これもUSOIL価格を支えた可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年2月27日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年2月27日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は上下にヒゲを出す陽線を形成しました。
一定の高値と安値の間で推移しており、方向性の出ていない状況が続いています。
陽連している平均足は実体が長くなっており、買いに勢いが出ていることを示しています。
目先は、上昇を続けてレンジ上限を試すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
平均足に沿うように下落を続けていたローソク足は反発。
陽線を連続させて平均足を上抜き、大幅に上昇しています。
陰連していた平均足は陽連へと転換しており、買いの勢いが強まっています。
目先は、直近高値を目指して上昇していくか、それとも反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年2月23日時点の米国の原油リグ稼働数は前週の497基から6基増加した503基です。
直近は500基以下だった原油リグ稼働数ですが、500基台まで増加しました。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年2月16日時点の原油在庫は前週比で351.4万バレルほどの大幅増加で、およそ4億4296万バレルです。
2023年12月から減少傾向だった原油在庫ですが、直近は増加傾向に転換しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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