昨日(2024年2月29日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.81(-0.022)<-1.20%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに下落。
米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比で96bcf(10億立方フィート)の減少でした。
市場予想より大きな減少幅で、これは一般的にNATGAS価格の上昇要因とされています。
しかし、3月中旬の米国の気温も平年より高いと報じられており、この影響が大きかった模様で価格は下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線となりましたが、上ヒゲで前日高値を更新しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足が平均足を上に抜けつつあり、トレンド転換を示唆しています。
3日続伸後の小幅安となりましたが、底値からの反発は維持されています。
小幅安を挟み、底値からの反発が今後も続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
終日小幅な値動きとなりましたが、一時的に前日高値を更新しています。
平均足は色を切り替えながらローソク足と重なる状態で推移しており、明確な方向性は表れていません。
一時1.7ドル台まで下落したものの、前日に回復した1.8ドル台を維持する形となりました。
ここからさらに上昇して節目価格2.0ドルへ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基増加し、503基です。
6基の増加は昨年11月以来で、500基を回復したのは今年1月第2週以降初めてです。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、120基です。
今年に入ってから120基前後で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で96bcf(10億立方フィート)減少し、2374 bcfでした。
減少幅は市場予想より大きかったものの、在庫水準の高い状況が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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