昨日(2024年3月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.892(+0.094)<5.23%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに反発。
米国最大の天然ガス生産会社が3月の減産を発表し、市場はNATGASの買いで反応したと伝えられています。
天然ガスの価格低迷が減産の理由とされています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成し、一段高となった形です。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足を上に抜けてトレンド転換を示唆しています。
底値からの反発後に値動きが停滞していましたが、昨日の上昇で反発を再開する形となりました。
反発再開による上昇がどこまで続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けて取引を開始し、さらに大幅高で1.9ドルを回復後、1.95ドル目前で大きく反落しました。
平均足は陽連中で上ヒゲを伸ばしており、買い優勢を示唆しています。
これまでの高値水準を切り上げる上昇となりましたが、高値からの反落幅も大きくなっています。
目先は、窓埋めを目指して下落が進むか、反落は限定的となり1.95ドルを目指して再上昇するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基増加し、506基です。
2週連続の増加は今年初めてであり、506基という数字も今年最大の稼働数です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、119基です。
今年に入ってから120基前後で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で96bcf(10億立方フィート)減少し、2374 bcfでした。
減少幅は市場予想より大きかったものの、在庫水準の高い状況が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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