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WTI原油見通し(市況ニュース):原油在庫は前週比増加も、WTI原油価格は反発(2024年3月7日)

マーケットレポート

昨日(2024年3月6日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:79.244(+0.952)<+1.22%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは3営業日ぶりに反発。

米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ137万バレルの増加でした。
これは市場予想より小さい値であり、USOIL価格上昇に寄与した模様です。
ガソリンの在庫が市場予想を超える減少幅だったことも、価格上昇の要因だったと伝えられています。

また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、データの公表を待ちたいとしながらも年内の政策金利引き下げ見通しを示しました。
これも価格上昇に作用したと報じられています。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年3月7日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年3月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は3営業日ぶりに陽線を形成しました。
一時は80ドル台まで上昇しましたが、レンジ上限まで押し戻されている状況です。
平均足は陽連しており、買い優勢が続いていることを示しています。
目先は、レンジ上限を明確に上抜けられるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

下落していたローソク足は反発しました。
最終的には平均足を下抜いたものの、79ドル台まで上昇しています。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線が連続しており、直近は買い優勢を示唆しています。
目先は、このまま上昇して平均足を上抜き、さらに上に位置している中期レジスタンスラインを試すかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)0307

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年3月1日時点の米国の原油リグ稼働数は前週の503基から3基増加した506基です。
直近の原油リグ稼働数は2週続けて500基台で推移しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)0307

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年2月23日時点の原油在庫は前週比で419.9万バレルほど増加し、およそ4億4716万バレルです。
直近の原油在庫は増加を続けている状況です。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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