昨日(2024年3月13日)の天然ガス動向振り返り
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※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日連続で下落。
天然ガスの在庫量は直近5年間の平均を大きく上回っており、これが価格下落に影響した模様です。
また、米国の3月の気温は引き続き平年より高く、これも下落要因だと考えられます。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成して、3営業日連続の下落となりました。
平均足は陽連していましたが、ローソク足は平均足の下に抜けており、陰線に転じました。
8日の小幅高を挟み5営業日下落が続いており、下落圧力が強い状態にあります。
目先は、ダブルボトム形成により反発するか、2月19日の底値割れに向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半に下落が若干加速するなど、終日下落が続きました。
平均足は陰連して、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
前日の下落後、目立った反発もなく安値を更新しており、下落トレンドが継続中です。
目先は、下落トレンドがどこまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、504基です。
2月中旬までの稼働数は490基台が中心でしたが、2月後半以降は500基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で4基減少し、115基です。
稼働リグ数は今年の最少を記録しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で40bcf(10億立方フィート)減少し、2334 bcfでした。
在庫水準は2019年から2023年の平均を大きく上回っており、価格下落に作用する可能性があります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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