昨日(2024年3月14日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.738(+0.09)<+5.46%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに上昇。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で9bcf(10億立方フィート)の減少でした。
市場予想よりも減少幅が大きく、NATGASは買いで反応しています。
また、直近のNATGASの下落が大きく、買い戻しの動きが優勢だったとも報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線を形成して、実体ベースでは2営業日分の下落を取り返しました。
平均足は陰線2日目で、ローソク足は平均足のすぐ下にあり、方向性が定まっていません。
底値を前にいったん大きく反発する形となりました。
目先は引き続き、ダブルボトムを形成して反発するか、2月19日の底値割れに向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいで取引を開始した後、取引後半から大きく上昇しました。
上昇とともに平均足は陽線に転じ、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
取引後半の大きな上昇前に、安値の切り下げがなされています。
安値切り下げで下落トレンドは続いており、高値も切り下げて下落に向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、504基です。
2月中旬までの稼働数は490基台が中心でしたが、2月後半以降は500基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で4基減少し、115基です。
稼働リグ数は今年の最少を記録しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で9bcf(10億立方フィート)減少し、2325 bcfでした。
在庫水準は直近5年と比較して高く、引き続き価格下落要因として作用する可能性があります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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