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ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で148円台前半|マイナス金利解除観測報道で一時的に円高も米10年債利回りが上昇(2024年3月15日)

FXレポート

昨日(2024年3月14日)のドル円動向振り返り

ドル円は荒い値動きを経て円安。

米国でPPI(卸売物価指数)が発表され、市場予想を超える強い結果が示されました。
同時に発表された米小売売上高は市場予想より弱く、ドル円は上下に振れる展開でした。
その後、日銀によるマイナス金利解除に関する報道が伝わると、円が買われました。
しかし、米指標発表後の米10年債利回りは上昇しており、最終的にドル円は円安が進んでいます。

なお、日米要人の発言は特段伝えられていません。

本日(2024年3月15日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年3月15日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月15日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、144円台半ばから148円台前半にかけて、厚い買い注文があります。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、146円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。

その一方、148円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これが注目されている可能性があります。
また、150円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年3月15日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だった通貨ペアはありませんでした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
また、ユーロ円とも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年3月15日7時のもの)

直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はマイナス圏で推移し、夜以降はゼロを中心に上下動しました。
ドルはゼロを挟んで動いた後、夜にプラス幅を大きく広げました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年3月15日)の主な経済指標

21:30【米国】ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:15【米国】鉱工業生産 [前月比]
23:00【米国】ミシガン大学消費者態度指数・速報値

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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