昨日(2024年3月18日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.704(+0.055)<+3.34%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは反発。
昨年から今年にかけて、米国の気温は平年より高い状況が続いています。
これが天然ガス需要の減退の要因だったと考えられます。
しかし、3月下旬の気温はやや低下すると予報され、NATGAS価格は反発しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成したものの、値動きは15日の値幅の範囲内にとどまりました。
直近の平均足は陰連していますが、ローソク足は平均足のすぐ下にある状態で方向性が定まっていません。
底値を目前にして、値動きの停滞が続いています。
目先は、下落を再開して2月19日の底値割れに向かうか、ダブルボトムを形成して反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上昇して取引を開始した後、取引後半にかけて下落したものの、始値を上回る水準で引けました。
平均足はローソク足と絡み、陽線と陰線の転換を繰り返しており、現在は陰線ですが方向性は出ていません。
値動きは15日の値幅の範囲内であり、高値と安値の切り上げも切り下げも生じていません。
目先は、直近の高値と安値のどちらがブレイクされるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基増加し、510基です。
増加幅は3週間ぶりの大きさで、稼働数は今年の最大値を記録しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、116基です。
先週に引き続き、稼働リグ数は今年の最少水準で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で9bcf(10億立方フィート)減少し、2325 bcfでした。
在庫水準は直近5年と比較して高く、引き続き価格下落要因として作用する可能性があります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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