昨日(2024年3月21日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.686(+0.004)<+0.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはわずかに上昇。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で7bcf(10億立方フィート)の増加でした。
市場予想と比べ、わずかに多い結果です。
在庫水準は直近5年間の平均と比べて多い状態が続いているものの、新規材料が乏しく値動きが小さいと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年3月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成して、底値目前の水準を維持しています。
平均足は陰連する一方でローソク足と接触していましたが、ローソク足が下離れを始めました。
足元は14日の値幅の範囲内で値動きが続いており、底値目前でのレンジ状態です。
目先は、下落が進み2月19日の底値割れに向かうか、底値には至らず反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
下落が進んだものの取引後半に大きく反発し、上昇で取引を終えました。
平均足は陰連していますが、ローソク足と重なっており、下落の勢いは強くありません。
取引後半に上昇したものの、2日続けて前日の安値切り下げが発生しています。
緩やかな安値切り下げが続いており、このまま下落が継続するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基増加し、510基です。
増加幅は3週間ぶりの大きさで、稼働数は今年の最大値を記録しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、116基です。
先週に引き続き、稼働リグ数は今年の最少水準で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で7bcf(10億立方フィート)増加し、2332 bcfでした。
在庫水準は直近5年間と比較して大幅に高く、価格下落要因として報じられています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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