昨日(2024年3月21日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39895.0(+291.5)<+0.74%>
US100(米国100株価指数):18366.4(+40.6)<+0.22%>
US500(米国500株価指数):5254.4(+11.8)<+0.23%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
3月21日の米国株主要3指数は大きく上昇し、揃って最高値を更新しています。
前々日のFOMCにて、年3回の利下げを行う従来の方針が維持されました。
パウエルFRB議長のハト派寄りの発言がインフレへの警戒感を払拭し、そこに景気への期待感も加わりました。
その強い地合いが、前日も引き継がれての上昇相場となりました。
前日に四半期決算を発表したマイクロン・テクノロジー / Micron Technology, Inc.が14%超上昇、エヌビディア / NVIDIA Corporationが1%超上昇するなど、半導体銘柄に買いが集まっています。
逆にアップル / Apple Inc.は、司法省に独禁法違反の疑いで提訴され、4.1%下落しました。
ブロードコム / Broadcom Inc.は、投資判断引き上げが好感されて5.6%上昇。
また、ゴールドマン・サックス・グループ / The Goldman Sachs Group, Inc.も4.4%上昇して、US30や銀行株を押し上げました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年3月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は4連騰を達成、連日で高値を更新する陽線が立ちました。
ローソク足は平均足より上にあり、平均足は陽連中、実体も次第に長くなっています。
200日移動平均線も右肩上がりなので、大局は上昇トレンドと考えられます。
目先は、大台の4万ドルに到達するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長期のサポートラインとレジスタンスラインに挟まれた価格帯での変動から、上方向にブレイクしました。
ローソク足が平均足を割り込んで一時的に押し目になるものの、中期のサポートラインを形成して続伸しています。
その後、中期のレジスタンスラインで天井を作って、前日の取引を終えました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年3月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
一時的にローソク足が平均足を割り込んだところから反発し、4連騰を達成しています。
前日の日足は、取引時間中に一時最高値を更新するものの、押し返されて上ヒゲを伸ばしています。
200日移動平均線も右肩上がりなので、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
終値ベースでの高値更新があるかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長くもみ合いが続きましたが、最終的に上昇トレンドが発生し、長期のレジスタンスラインを上に抜けました。
陽連中の平均足よりも上にローソク足が並ぶ位置関係のまま上昇を続け、中期のレジスタンスラインで天井をつけてからは反落しています。
直近はローソク足が平均足を割り込み、平均足も陰転しました。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年3月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足も続伸して4連騰、最高値を更新しています。
画面に見えている平均足は2本を除いて全て陽線で、それに支えられるようにローソク足は上昇を続けています。
このまま上昇トレンドが継続するなら、平均足がサポートの役割を果たす展開も想定されます。
<1時間足チャート分析>
レンジ相場から上昇トレンドに転じ、長期のレジスタンスラインをブレイクしました。
前日の取引時間終盤に、中期のレジスタンスラインを形成して反落し、ローソク足は平均足を割り込んでいます。
この値動きにともなって、平均足は陰転しました。
ここから平均足を上抜き、中期のレジスタンスラインを試す展開があるかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年3月22日)の主な米国経済指標
22日(金)22:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
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OANDA Lab編集部
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