ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で163円台前半|ユーロドルの下落が影響(2024年3月29日)

FXレポート

昨日(2024年3月28日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円高が進む。

日中のユーロ円は値動きが乏しく、狭い範囲で推移しました。
夕刻には円高が進み、日中の安値を更新しています。
この時間帯のユーロドルが下落しており、この影響を受けたものと考えられます。
円高が一巡すると、やや反発する場面があったものの、方向感のない値動きで取引されました。

なお、パネッタ伊中銀総裁が発言し、政策金利引き下げの条件が整いつつある旨が各種報道で報じられています。

本日(2024年3月29日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年3月29日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月29日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、160円台前半から163円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
また、163円台半ばから165円台半ばにかけても、買い注文が断続的に発注されています。
現在値よりも円安に位置しており、今後の円安を想定した注文だと考えられます。

その一方、165円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、163円台前半にも、厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年3月29日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドルそして豪ドル米ドルです。
また、相関関係だったのはポンド円で、弱い相関関係だったのはポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年3月29日7時のもの)

直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、わずかにマイナスで1日の取引を終えました。
ユーロはプラス圏で安定的に推移した後、夕刻以降はマイナス幅を広げる展開です。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年3月29日)の主な経済指標

21:30(米国)PCEデフレーター
21:30(米国)個人所得・支出
24:30(米国)パウエルFRB議長発言

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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