日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):権利落ち日が影響しJP225は反落。相場では為替介入への警戒感が強まる(2024年3月29日)

マーケットレポート

昨日(2024年3月28日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:40380.6(-377.8)<-0.93%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

3月28日(木)のJP225は反落。
377円ほど下落しました。
日本株は鉱業が主に買われ、パルプ・紙、陸運業、鉄鋼、水産・農林業、医薬品が主に売られました。

JP225は3営業日ぶりに下落しました。
権利落ち日だったことが影響し、売りの勢いが強まったと考えられます。

なお、米ドル/円が円安に推移していることに日銀などが懸念を示しており、為替介入への警戒感から上昇しづらい展開が予想されます。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2024年3月29日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2024年3月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月29日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日のローソク足は下ヒゲを伸ばした陰線を形成しました。
4万円を下抜きそうな勢いでしたが、最終的に4万円台を維持しています。
平均足は陽連しているものの、実体が短く上下にヒゲを伸ばしており、買いの勢いが落ちつつあると考えられます。
目先は、平均足まで下落するか、高値を目指して反発するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

高値と安値を切り下げていたローソク足は下落の流れが一服。
陰線を連続させて下落し、長期サポートラインをいったん下抜きましたが、現在は反発して平均足を上抜いています。
陰連していた平均足は陽線へと転換しており、買い優勢を示しています。
目先は、このまま上昇を続けるか、反落して再び長期サポートラインを試すかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

株価指数変化率チャート(長期)

株価指数変化率チャート(長期)3.29
(画像は2024年3月29日8時のもの)

JP225と、主要米国株価指数であるUS30、US500、US100の変化率チャートです。
2024年3月28日(木)はJP225、US30、US100、US500の全てが下落しました。
2営業日連続で上昇していたJP225ですが、昨日は売りの勢いが強まったようです。

株価指数変化率チャートはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):権利落ち日が影響しJP225は反落。相場では為替介入への警戒感が強まる(2024年3月29日)