昨日（2024年3月28日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：1.632（+0.038）＜+2.38％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに上昇。
EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比で36bcf（10億立方フィート）の減少でした。
市場予想より減少幅が大きく、NATGASは上昇で反応しています。
価格は上下動しながらも反発の動きが継続し、上昇傾向のまま1日の取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2024年3月29日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年3月29日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は21日以来の陽線となり反発しました。
平均足は陰連して、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
一時的に2月19日の底値を割れましたが、最終的に上昇して取引を終えています。
目先は、底値割れを契機に下落が加速するか、底値タッチを契機に本格反発を見せるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半の下落で安値を切り下げたものの、取引後半にかけて大きく反発しました。
反発により平均足は陽転し、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
高値と安値の切り下げによる下落トレンドは維持されています。
目先は、安値切り下げに向け反落するか、下落トレンドが変化するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、509基でした。
2月後半から500基台を維持しており、1月と比べて高水準です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で4基減少し、112基です。
稼働数は減少傾向で、今年の最低を更新しました。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で36bcf（10億立方フィート）減少し、2296 bcfでした。
貯蔵量は減少したものの、在庫水準は直近5年間と比較して大幅に高い状態が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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