先週金曜日(2024年3月29日)の天然ガス動向振り返り
NATGAS相場は休場。
CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ11万7000の売り越しでした。
過去2週間と比較して、売り越し幅が拡大しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年4月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
29日はグッドフライデーの祝日で取引は行われませんでした。
平均足は陰連して、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
28日は2月19日の底値を一時的に割れたものの、その後反発しています。
さらに下落して2月19日の底値を本格的に割れるのか、底値更新を契機に下落一服となるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
29日はグッドフライデーの祝日で取引は行われませんでした。
反発により平均足は陽転し、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
安値の切り下げの後に大きく反発して取引を終えています。
目先は、安値と高値の切り下げが今後も維持されるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基減少し、506基でした。
2週連続で減少したものの、500基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で変わらず、112基です。
前回発表に引き続き、今年の最低稼働数が継続しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で36bcf(10億立方フィート)減少し、2296 bcfでした。
貯蔵量は減少したものの、在庫水準は直近5年間と比較して大幅に高い状態が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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