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ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で151円台半ば|米ISM製造業景況指数が市場予想より強い(2024年4月2日)

FXレポート

昨日(2024年4月1日)のドル円動向振り返り

ドル円は夜に円安が進む。

日中から夕刻にかけて、円は狭い範囲で動意が乏しい展開でした。
日銀短観が発表されたものの、市場は大きな反応を示していません。

夜に入ると米10年債利回りが上昇し、この時間帯のドル円も上昇しています。
その後、米ISM製造業景況指数が公開され、市場予想比で強い結果でした。
景況感の分かれ目とされる50を上回っており、ドル円は上昇で反応しています。
円安の動きは深夜に落ち着き、未明にかけてやや戻しました。

本日(2024年4月2日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月2日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月2日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、150円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、152円付近にも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、150円台後半から152円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、151円台前半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月2日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係の通貨ペアはありませんでした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月2日7時のもの)

直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はゼロ付近で取引され、夜以降にプラス幅を広げました。
ドルはゼロを中心に上下動し、夜にプラス幅を大きく拡大しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年4月2日)の主な経済指標

17:00(ユーロ)ユーロ圏製造業PMI
23:00(米国)JOLTS求人件数
23:00(米国)耐久財受注(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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