昨日（2024年4月4日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：1.686（-0.057）＜-3.27％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日ぶりに下落。
EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比で37bcf（10億立方フィート）の減少でした。
市場予想より減少量が少なく、NATGAS価格は下落で反応しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2024年4月5日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月5日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陰線となり、1.7ドルを割れて取引を終えました。
平均足は陽線2日目で、ローソク足と重なる状態で明確な方向性は現れていません。
3月28日の底値から反発が続いたものの、再度下落を開始する可能性があります。
目先は、下落が一時的な反落にとどまるか、下落が加速し底値更新を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
ジリ安の後に下落が加速して、大きく反発することなく取引を終えました。
平均足は陰連して、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
大きく下落したものの、安値の切り下げには至っていません。
このまま安値の切り下げに向かうかどうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基減少し、506基でした。
2週連続で減少したものの、500基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で変わらず、112基です。
前回発表に引き続き、今年の最低稼働数が継続しています。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で37bcf（10億立方フィート）減少し、2259bcfでした。
貯蔵量は減少したものの、減少幅は市場予想に届きませんでした。
また、在庫水準は直近5年間と比較して大幅に高い状態を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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