昨日（2024年4月16日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は方向感の乏しい展開で円高。
午前中の豪ドルは主要通貨に対して弱く、対円でも同様でした。
午後も豪ドルは弱かったものの、円も弱く、豪ドル円は緩やかに戻す展開です。
夜に急落の場面があったものの元の水準に戻し、レンジ相場気味に推移して1日の取引を終えました。
なお、日豪で主要な経済指標発表はなく、豪州の要人発言も伝えられていません。
日本では鈴木財務相らが発言し、円安に対する警戒感が示されました。
本日（2024年4月17日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月17日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、97円台半ばから99円付近にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、98円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
その一方、100円台前半に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、100円台半ばの売り注文も特に厚いです。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年4月17日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
ユーロドルやポンドドルとも相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年4月17日7時のもの）
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
豪ドルはマイナス圏で推移し、未明にかけてマイナス幅を徐々に広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年4月17日）の主な経済指標
08:50（日本）通関ベース貿易収支
15:00（英国）消費者物価指数（CPI）（前年比）
25:00（英国）ベイリーＢＯＥ総裁、発言
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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