昨日（2024年4月16日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は大きく上下動しながら円安。
午前中のユーロ円は値動きの乏しい展開で、夕刻以降に円安が進みました。
ドル円やユーロドルが上昇しており、この影響を受けたと考えられます。
ドイツのZEW景況感調査が市場予想より好調だったことも、円安を支援した可能性があります。
夜に入ると、ユーロ円が一時的に急落し、日中安値付近まで下がる場面がありました。
この時間帯のドル円も大きく下落しており、これが影響したと考えられます。
日付が変わる頃から値動きが落ち着き、横ばいに転じて1日の取引を終えました。
なお、ラガルド欧州中央銀行（ECB）総裁が発言し、利下げ時期が近いとの認識が示されました。
本日（2024年4月17日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月17日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、164円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、162円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、165円付近の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
しかし、161円付近から164円付近にかけては、売り注文が乏しいです。
円高の範囲で積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年4月17日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そしてユーロドルです。
ポンドドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年4月17日7時のもの）
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
ユーロは徐々にプラス幅を広げ、日付が変わって以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年4月17日）の主な経済指標
08:50（日本）通関ベース貿易収支
15:00（英国）消費者物価指数（CPI）（前年比）
25:00（英国）ベイリーＢＯＥ総裁、発言
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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