ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で154円台前半|日米韓財務大臣会合の共同声明が影響か(2024年4月18日)

FXレポート

昨日(2024年4月17日)のドル円動向振り返り

ドル円は深夜に円高が進む。

朝から夜にかけてのドル円は値動きが乏しく、おおむね横ばいの動きでした。
日付が変わると動意づき、円高がやや進みました。
この時間帯の米10年債利回りは低下しており、この影響を受けたと考えられます。
また、日米韓財務大臣会合に係る共同声明が伝わり、円安に関する懸念が明記されたことも、円高に作用した可能性があります。

なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公開され、インフレは安定的に推移するとの見解が示されました。

本日(2024年4月18日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月18日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月18日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、154円台後半に、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、150円付近の買い注文も特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。

その一方、155円付近の売り注文が厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
また、152円台半ばの売り注文も厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月18日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのはポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
逆相関関係だったのはユーロ円と豪ドル米ドルで、弱い逆相関関係だったのはポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月18日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。
ドルはマイナス幅を徐々に拡大する展開で、未明以降は横ばいに転じました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年4月18日)の主な経済指標

10:30(豪州)失業率
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
23:00(米国)中古住宅販売件数

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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