昨日(2024年4月25日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は大きく上下動しつつ円安。
日中は円が主要通貨に対して弱く、ユーロ円も円安が進みました。
この動きは夕刻まで続き、夜には一転して日足始値を超えて円高が進む場面がありました。
ユーロドルが大きく下げており、この影響を受けた模様です。
その後、ユーロドルが急速に元の水準付近まで戻すと、ユーロ円も同様の動きを示しています。
円安の動きは未明まで続き、円安トレンドのまま1日の取引を終えました。
この結果、ユーロ円は5営業日連続の円安を記録しました。
本日(2024年4月26日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月26日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、167円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、164円台前半にも、厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、166円台後半の売り注文が厚いです。
現在値よりもやや円高に位置しており、今後の円高を想定している可能性があります。
また、165円台前半にも、やや厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月26日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月26日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はゼロ方向に戻す場面があったものの、おおむねマイナス幅を広げる展開でした。
ユーロはおおむねプラス圏で取引され、深夜以降は安定的に推移しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年4月26日)の主な経済指標
(日本)日銀金融政策決定会合
08:30(日本)4月東京都区部消費者物価指数
15:30(日本)植田日銀総裁会見
21:30(米国)PCEデフレータ
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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