昨日（2024年4月25日）のドル円動向振り返り
ドル円は円安が継続。
日中のドル円は円安が優勢で、上値を伸ばす展開でした。
この過程で、政府・日銀による市場介入は観測されていません。
夜に米国で四半期国内総生産（GDP）が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
ドル円は円高で反応したものの、ほどなく元の水準に戻しています。
同時に発表された1-3月期四半期コアPCEが市場予想よりも高く、前週分新規失業保険申請件数が市場予想より強い結果で、これらが円安要因だと指摘されています。
米10年債利回りが経済指標発表後に上昇しており、これも円安を支援した可能性があります。
値動きは深夜頃から徐々に落ち着き、狭い範囲の値動きに収束しました。
本日（2024年4月26日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月26日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、155円台後半に、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、154円付近の買い注文も特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、155円台後半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
また、155円台前半の広い範囲にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年4月26日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年4月26日7時のもの）
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円はゼロ方向に戻す場面があったものの、おおむねマイナス幅を広げる展開でした。
ドルはゼロを挟んで上下動し、未明以降はマイナス圏で安定的に取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年4月26日）の主な経済指標
（日本）日銀金融政策決定会合
08:30（日本）4月東京都区部消費者物価指数
15:30（日本）植田日銀総裁会見
21:30（米国）PCEデフレータ
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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