昨日（2024年4月30日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：1.772（-0.082）＜-4.42％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは大幅に下落。
底値圏で上下動の展開が続いており、引き続き方向感が乏しいです。
在庫水準が過去5年平均を大きく上回っており、これが昨日の価格下落要因だと指摘されています。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2024年5月1日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月1日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
4月高値の更新後に大きく下落し、ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成しています。
平均足は陽連しているもののローソク足は平均足付近にあり、上昇に勢いはありません。
2月から続くレンジ上限付近に到達した後、いったん反落する形となりました。
目先は、再度上昇してレンジ上限突破を目指すか、下落が続きレンジ下限を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
上昇し4月高値を更新したものの、その後の下落で始値を大きく下回り取引を終えました。
平均足は陰連しており、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
引いた目で見ると、23日高値とともにダブルトップを形成して下落しています。
直近安値である26日安値も割れて下落が加速するか、同水準までに反発して下落が止まるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基減少し、506基でした。
今年に入って最大の減少数を記録したものの、500基台の稼働数を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、105基です。
4週連続で稼働リグ数を減らしており、稼働数は今年の最少を更新しました。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で92bcf（10億立方フィート）増加し、2425bcfでした。
市場予想を超える増加幅で、在庫水準は高い状態が維持されています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名：OANDA証券株式会社
所在地：東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会：一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号：第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先：お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
