昨日（2024年5月6日）のドル円動向振り返り

ドル円は円安後に横ばい。

月曜日午前中のドル円は円安が進みました。
先週金曜日の米雇用統計発表後に下押ししたものの、その後は反発局面入りしており、これが継続した模様です。
午後以降は横ばいに転じ、夜に一時的に円高の場面がありましたが、元の水準に戻して穏やかに取引されました。

なお、日本は休場で主要な経済指標の発表はなく、米国でも経済指標の公表はありませんでした。
また、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が発言し、最終的に利下げが実施されるとの見通しが報じられています。

本日（2024年5月7日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月7日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、149円台半ばから154円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、154円台半ばから162円台後半にかけては、買い注文が薄いです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

その一方、154円付近の売り注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、今後の円高を想定した注文の可能性があります。
また、158円付近にも、厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年5月7日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
また、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年5月7日7時のもの）

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円は午前中からマイナス幅を大きく広げ、深夜以降に横ばいに転じました。
ドルはゼロを挟んで上下動し、最終的にプラスで取引を終えました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

7日（火）13:30（オーストラリア）豪準備銀行（中央銀行）、政策金利発表
8日（水）30:30（ブラジル）ブラジル中央銀行政策金利
9日（木）20:00（英国）イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）金利発表
9日（木）20:00（英国）英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）議事要旨
9日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
9日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
10日（金）8:50（日本）3月国際収支・貿易収支
10日（金）15:00（英国）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、速報値）（前年同期比）
10日（金）15:00（英国）1-3月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、速報値）（前期比）
10日（金）15:00（英国）3月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
10日（金）20:30（ユーロ）欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会議事要旨
10日（金）21:30（カナダ）4月失業率
10日（金）21:30（カナダ）4月新規雇用者数
10日（金）23:00（米国）5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
10日（金）27:00（米国）4月月次財政収支

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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