昨日（2024年5月6日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：79.002（+0.623）＜+0.79％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは7営業日ぶりに上昇。
イスラエルとハマスの紛争に関して、ハマスは停戦案に合意したと伝わっています。
これはUSOIL価格の下押し要因だったと報じられています。
その一方、イスラエルは停戦合意案を拒否していると報じられており、見通しは不透明です。
この結果、USOIL価格は上昇して取引を終えました。
なお、先週金曜日にCFTC（米商品先物取引委員会）が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ26万6,000の買い越しでした。
買い越し幅は前回とほぼ同じ水準です。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年5月7日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月7日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は陽線を形成しました。
6営業日連続で陰線をつけた後に買い圧力が強まり、反発した形です。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線を形成しており、売り優勢を示しています。
目先は、節目の80ドルまで上昇できるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
右肩下がりに推移していたローソク足は下落の勢いが一服。
現在は横ばいに推移しており、方向性が出ていない状況です。
平均足は実体の短い陽線を形成しており、トレンド変化の可能性を示唆しています。
目先は、上に位置する中期レジスタンスラインを上抜くか、下に位置する中期サポートラインを下抜くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年5月3日時点の米国の原油リグ稼働数は499基で、前週から7基減少しました。
500基台で推移していた原油リグ数ですが、再び490基台まで減少しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年4月26日時点の原油在庫は前週比で726.5万バレルほど増加し、およそ4億6089万バレルです。
原油在庫は再び増加しており、このまま過去5年の平均まで到達するかに注目です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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