昨日（2024年5月7日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はわずかに円安。
午前中は円が主要通貨に対して弱く、豪ドル円も円安の展開でした。
昼には豪州で政策金利が発表され、据え置きでした。
市場予想と同じ結果だったものの、豪ドル円は円高で反応しています。
豪州準備銀行はインフレへの警戒感を示しましたが、過度にタカ派でなかったことが売りの要因だと報じられています。
その後は方向感が乏しく上下動し、最終的にやや円安で取引を終えました。
本日（2024年5月8日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月8日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、99円付近から102円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
おおむね現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、100円付近の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、99円台後半から106円付近にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、102円台後半から103円付近にかけて、売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年5月8日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
また、相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドルおよびポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年5月8日7時のもの）
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナスで推移しました。
豪ドルは午前中にプラス圏で取引され、昼以降はおおむねマイナス圏で動きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年5月8日）の主な経済指標
23:00（米国）卸売売上高（前月比）
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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