昨日（2024年5月7日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：38867.0（+21.5）＜+0.06%＞
  US100（米国100株価指数）：18100.3（+13.5）＜+0.07%＞
  US500（米国500株価指数）：5187.2（+6.4）＜+0.12%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

5月7日の米国株主要3指数は、上昇後に反落して上ヒゲを伸ばす展開でした。

FRBの年内利下げ観測への期待が高まることで、US30は上昇して取引が始まりました。
しかし、ウォルト・ディズニー / The Walt Disney Companyが赤字決算を発表し、9％と大幅に下落しました。

また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、年内に利下げが行われない可能性に言及したことで、長期金利上昇につながり、株価を押し下げる要因となりました。

市場では、来週14日の卸売物価指数（PPI）、15日の消費者物価指数（CPI）に注目が集まっています。

個別で見ていくと、アルファベットA / Alphabet Inc. Aが1.9％、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.が0.6％上昇しました。

一方でエヌビディア / NVIDIA Corporationは1.7％下落しています。

アップル / Apple Inc.は、独自開発した最新の半導体、M4を搭載した新型タブレット端末「iPad Pro」を発表し、0.4％上昇しました。

テスラ / Tesla, Inc.は、中国生産車の販売台数が前年比18％減となり、3.8％下落しました。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年5月8日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月8日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は上ヒゲが伸び、実体が短いものの陽線で引けて、5連騰となりました。
平均足は陽連が始まっており、実体が段階的に長くなっています。
平均足より高い位置で価格推移しているため、大局は上昇トレンドと考えられます。
また、画面外となりますが、200日移動平均線もローソク足より下に位置しています。

＜1時間足チャート分析＞

これまでの流れを引き継ぎ、陽連中の平均足にサポートされながら上昇しました。
頭を押さえられていた中期レジスタンスラインを上抜けすると、高値を更新して新たに中期レジスタンスラインを形成しました。
しかし、ここから反落してローソク足は平均足を割り込んでいます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年5月8日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月8日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は実体が短く、上ヒゲが伸びる陽線が立ちました。
この上昇で、平均足が終値ベースで陽転しており、それより高い位置にローソク足があるため、上昇トレンドの初動である可能性が考えられます。
200日移動平均線も右肩上がりで、なおかつローソク足がそれより高い価格を推移しています。

＜1時間足チャート分析＞

陽連中の平均足に支えられながらの上昇が継続中です。
前日の値動きでは、それまで上値抵抗線として機能していた中期レジスタンスラインをブレイクし、直近の高値を更新しています。
しかしその後に反落し、中期レジスタンスライン、平均足と交わる位置で1日の取引を終えています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年5月8日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月8日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

実体が短く、上ヒゲが長い陽線が立ち、日足はこれで5連騰となりました。
すでに平均足は陽転しており、ローソク足との位置関係を考えても、上昇トレンドに移行したことを示唆しています。
ローソク足と平均足の位置関係が維持されれば、最高値更新の可能性が考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

平均足にサポートされながらの上昇が続いており、長期、中期のレジスタンスラインをブレイクしています。
直近は一時的に下落した水準に中期サポートラインが形成されましたが、続伸して高値を更新しています。
その後反落してローソク足と平均足が絡み合うような位置関係で取引を終えました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日（2024年5月8日）の主な米国経済指標

特になし

本日発表予定の経済指標はこちら

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---