昨日（2024年5月8日）のドル円動向振り返り
ドル円は円安が続く。
今週のドル円は円安傾向で、昨日も同様の展開でした。
円売りの動きが鈍る場面があったものの、おおむね1日を通して円安が進んでいます。
米10年債利回りが上昇傾向で推移しており、この影響を受けた可能性があります。
なお、日本で主要な経済指標発表はなく、米国で3月卸売売上高が発表されたものの、ドル円は特段の反応を示していません。
また、コリンズ米ボストン連銀総裁が発言し、物価安定回復には当初の想定よりも時間がかかる旨が報じられています。
本日（2024年5月9日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月9日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、150円台半ばから154円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、152円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、154円台後半から160円台前半にかけて、厚い売り注文を確認できます。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、158円付近の売り注文が特に厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年5月9日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドル、弱い逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年5月9日7時のもの）
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を拡大し続ける展開で、この傾向は未明まで続きました。
ドルは午前中にプラス幅を広げると、その後は安定的に取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年5月9日）の主な経済指標
20:00（英国）英中銀政策金利
20:00（英国）英中銀金融政策委員会議事要旨
20:30（英国）ベイリーＢＯＥ総裁、発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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