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WTI原油見通し(市況ニュース):中国景気の回復により、WTI原油価格は続伸(2024年5月10日)

マーケットレポート

昨日(2024年5月9日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:79.83(+0.309)<+0.39%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは2営業日連続で上昇。

中国で貿易収支が発表され、輸出入ともに前年比で増加しました。
これを受けてUSOILが買われたと報じられています。

また、ドルインデックスが低下しており、これも価格上昇に寄与した可能性があります。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年5月10日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年5月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月10日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日のローソク足は2営業日連続となる陽線を形成。
一時は80ドル台まで上昇しましたが、最終的に79ドル台後半で引けました。
一方で、平均足は陰連しており、売り優勢を示唆しています。
目先は、再び80ドルまで上昇できるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は上昇の勢いが一服し、現在は平均足と絡み合いながら横ばいに推移しています。
平均足は色を切り替えながら上下にヒゲを伸ばしており、明確な方向性は出ていません。
目先は、上に位置する中期レジスタンスラインを上抜くか、平均足の下に位置する中期サポートラインを目指して下落するかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)0510

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年5月3日時点の米国の原油リグ稼働数は499基で、前週から7基減少しました。
一時は510基台まで増加しましたが、現在は490基台まで減少しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)0510

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年5月3日時点の原油在庫は前週比で136.2万バレルほど減少し、およそ4億5953万バレルです。
2024年2月から増加傾向の原油在庫ですが、直近はやや減少という結果でした。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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