昨日（2024年5月21日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：39866.5（+54.0）＜+0.14%＞
  US100（米国100株価指数）：18722.5（+52.7）＜+0.28%＞
  US500（米国500株価指数）：5323.8（+11.8）＜+0.22%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

5月21日の米国株主要3指数は、新しい材料に乏しく明確な方向感は出ませんでしたが、それぞれが小幅な上昇を見せています。

今日発表されるFOMC議事要旨、半導体大手エヌビディア / NVIDIA Corporationの決算を控え、様子見ムードが強かったと思われます。

US30の参照元であるダウ平均の構成銘柄では、ボーイング / The Boeing Companyなどの資本財セクターは売り込まれました。

個別で見ていくと、メーシーズ / Macy’s, Inc.は通年の利益見通しを引き上げたことで、5.13％上昇しています。

JPモルガン・チェース / JPMorgan Chase & Co.は、前々日に4.5％下げたものの、2.01％の反発を見せました。

IBM / International Business Machines Corporationは、オープンソースソフトとしてAIモデルをリリースする計画を発表して、2.09％上昇しました。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年5月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、前々日の下落から小さく反発する陽線が立ちました。
平均足は陽連中で、長い実体に下ヒゲが埋没している上昇の勢いが強い形状です。
ローソク足が平均足、それと画面外の200日移動平均線より上にあるため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

長期と中期のレジスタンスラインが重複する水準を頂点に反落が始まり、陰連中の平均足を伴う下落が発生しました。
この下落は中期サポートラインをわずかに更新したところで止まり、ローソク足が平均足を追い抜くことで、平均足は陽転しています。
このまま頂点を目指す可能性もあります。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年5月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、下ヒゲを伸ばしながらわずかに最高値を更新する陽線が立ちました。
ローソク足が陽連中の平均足より高い位置にあり、平均足は実体が長く、下ヒゲがない強い形状です。
また、200日移動平均線も右肩上がりであるため、大局は上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

3本前の中期サポートラインから上昇が始まり、高値と安値を切り上げています。
平均足はおおむね陽連しており、ローソク足はそれにサポートされるような値動きを続けています。
直近では、中期のレジスタンスラインに頭を押さえられて反落するも、再度上昇してわずかに更新しました。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年5月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は陽線となり、最高値に迫るもブレイクすることはできませんでした。
陽連中の平均足は実体が長く、下ヒゲがない形状で、それよりも上にローソク足があることから、安定した上昇トレンドが継続している可能性が高いです。
また、200日移動平均線が右肩上がりでローソク足より下にあります。

＜1時間足チャート分析＞

長期と中期のレジスタンスラインが複数引かれている価格帯に頭を押さえられ、なかなか上に抜けられない展開が続いています。
ローソク足と平均足は何回か交差しており、そのたびに平均足が転換しています。
目先はその価格帯のすぐ手前まで迫って引けているため、このまま上抜けできるかに注目が集まります。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日（2024年5月22日）の主な米国経済指標

22日（水）23:00（米国）4月中古住宅販売件数（前月比）
22日（水）23:00（米国）4月中古住宅販売件数（年率換算件数）
22日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---