先週金曜日(2024年5月24日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):39031.5(+13.0)<+0.03%>
US100(米国100株価指数):18804.0(+186.2)<+1.00%>
US500(米国500株価指数):5303.8(+34.4)<+0.65%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
5月24日の米国株主要3指数は、まちまちの値動きとなりました。
US30はほぼ始値で引けましたが、経済指標の結果インフレが改善されたことが追い風となったUS100は大きく上昇しました。
またエヌビディア / NVIDIA Corporationの好決算も、US100の上昇に寄与しています。
なお、US500も0.65%上昇しています。
この日に発表された4月耐久財受注が前月比+0.7%で、市場予想の-0.8%を上回りました。
また、ミシガン大学発表の5月消費者信頼感指数(確報値)は69.1で、速報値の67.4から上方修正されました。
なお本日27日は休場であるため、3連休の前となった金曜日の売買は低調だったものの、大きく売り込まれていたボーイング / The Boeing Companyは、値ごろ感から買い戻されています。
US500の参照先であるS&P500の主要な11セクターでは、通信サービスが1.29%上昇と最も上がりました。
また、ハイテクと公益も1%上昇しています。
金利に敏感な小型株も上昇し、ラッセル2000は1.04%上昇しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年5月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、上ヒゲが長く伸び、実体がほとんどない形で確定しました。
ローソク足は平均足を下回っているものの、平均足は陽連しており、全体の流れが不透明であることを示唆しています。
ローソク足と平均足の位置関係がこのまま続けば、下降トレンドへ転換する可能性も考えられます。
<1時間足チャート分析>
勢いよく下落して長期サポートラインを下に抜けて安値を更新し、3万9000ドル付近に中期サポートラインを形成して反発しました。
じわじわ上昇していく中で、ローソク足は平均足と何度か交差し、平均足は一時陽転する場面もありました。
中期サポートラインを何度か試しても割れず、週の取引を終えています。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年5月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、高値圏にあって反発する陽線で引けました。
平均足は陽連中で、実体が長く、下ヒゲがない強い形状です。
ローソク足がその平均足より上にあるため、大局は上昇トレンドと考えられます。
200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より下にあることも確認できます。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを頂点に下落が始まり、ローソク足が平均足を追い抜くことで、平均足は陰線に変わっています。
この下落は長期サポートラインで反発して、ローソク足は平均足を上に抜け、平均足は陽線に戻りました。
ここから上下どちらの長期ラインを試すかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年5月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、平均足の上ヒゲに接触しながらも反発する陽線が立ちました。
陽連中の平均足より上に価格があり、平均足は長い実体に下ヒゲが埋没している上昇の勢いを示す形です。
200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より下にあることから、全体として買い圧力が強いと考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを天井に下落し、ローソク足が平均足を割り込んだため、平均足も陰転しました。
この下落で中期のサポートラインを割り込むものの、安値圏で反発しており、その水準には長期サポートラインが形成されています。
直近ではローソク足が平均足を追い抜き、平均足は陽転しました。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
本日(2024年5月27日)の主な米国経済指標
特になし
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャート
(画像は2024年5月27日8時40分のもの)
S&P500(E-mini)/S&P500の直近1年間のポジション推移です。
買い(Long)と売り(Short)がともに増加し、差し引きした合計(Net)の売りはわずかに減少しました。
Open Interest(総取組高)は、前週より少しだけ増加しています。
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャートはこちら
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。