NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :休場で小動きにとどまる。本日はコンファレンス・ボードなどの発表あり(2024年5月28日)

マーケットレポート

昨日(2024年5月27日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):39092.6(+61.1)<+0.16%>
    US100(米国100株価指数):18883.4(+79.4)<+0.42%>
    US500(米国500株価指数):5316.1(+12.3)<+0.23%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

5月27日は米国の株式市場がメモリアルデーによる休場だったため、米国株主要3指数は小動きにとどまったものの、全てが上昇しています。

今日は、3月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)、5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、明日は5月リッチモンド連銀製造業指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)といった経済指標が発表される予定です。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月28日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、急落後から反発する短い陽線が立ちました。
平均足は陽連しているものの、段階的に上昇の角度が緩くなり、実体は短く、下ヒゲが伸びています。
ローソク足が平均足をすでに下抜けしているため、目先のトレンドは不透明と考えられます。
ただし、200日移動平均線がローソク足より下にあります。

<1時間足チャート分析>

長期サポートラインを下に抜ける強い下落後、中期サポートライン、中期レジスタンスラインに挟まれた価格帯での変動に移行しました。
ローソク足が平均足と複数回交差することで、平均足も何度か転換しています。
直近では中期サポートラインから反発して、ローソク足が平均足を上回り、平均足は陽転しました。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月28日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、その1本前の高値を更新する陽線が立ちました。
平均足は一定の角度で陽連しており、実体は長く、下ヒゲは表示されていない、上場の勢いが強い形状です。
その平均足、右肩上がりの200日移動平均線より上にローソク足があるため、大局は上昇トレンドと考えられます。

<1時間足チャート分析>

高値、安値が切り上がる上昇トレンドが一服後、長期レジスタンスライン、長期サポートライン間の値動きとなっています。
目先では、長期サポートラインから反発してローソク足が平均足を上抜けして、平均足は陽転しています。
ローソク足は平均足に支えられるように上昇し、中期レジスタンスラインを上に抜けて1日の取引を終えました。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年5月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月28日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、2連騰となる陽線で引けましたが、最高値を更新することはできませんでした。
直近の平均足の陽連が始まってから、ローソク足の終値は、一度も平均足を下回っていません。
押し目の水準を見つけるなら、フィボナッチの主要な比率が手がかりになる可能性があります。

<1時間足チャート分析>

長期レジスタンスラインを頂点とする急落は、長期と中期のサポートラインが重複する水準で反発し、上昇に転じました。
ローソク足が平均足を追い抜くことで、平均足は陽転しています。
この上昇の過程で中期レジスタンスラインにいったん頭を押さえられますが、取引時間終盤にブレイクしました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日(2024年5月28日)の主な米国経済指標

28日(火)22:00(米国)3月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
28日(火)23:00(米国)5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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