昨日(2024年5月28日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は方向感が乏しく、やや円安。
狭い範囲で上下動を繰り返す展開で、トレンドのない1日でした。
この傾向が終日続き、最終的にやや円安で取引を終えています。
なお、豪州で小売売上高が発表され、今月はプラスに転じたものの市場予想より弱い結果でした。
これに対して、豪ドル円は大きな反応を示していません。
本日(2024年5月29日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月29日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、103円付近の買い注文が厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
しかし、104円台半ばから円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、103円台半ばから105円台前半の範囲で、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、104円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年5月29日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのは、ユーロ円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ポンド円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年5月29日7時のもの)
直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で推移し、この傾向は未明まで継続しました。
豪ドルはゼロを中心に上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年5月29日)の主な経済指標
10:30(豪州)消費者物価指数(CPI)
23:00(米国)リッチモンド連銀製造業指数
27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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