ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で170円台半ば|ユーロドルの動きの影響を受ける(2024年5月29日)

FXレポート

昨日(2024年5月28日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は上下動を経て円安。

日中のユーロ円は円安方向に動き、夜に上下にやや大きく振れる展開でした。
ドル円に比べてユーロドルが大きく動いており、この影響を受けたと考えられます。
日付が変わって以降は、値動きの乏しい展開でした。
なお、日本で企業向けサービス価格指数、ドイツで卸売物価指数(WPI)が発表されたものの、ユーロ円に大きな反応は見られませんでした。

本日(2024年5月29日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年5月29日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月29日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、買い注文が全体的に薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その中で、168円台後半の買い注文がやや厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、現在値を含む広い範囲で売り注文が厚いです。
ユーロ円を売りたいトレーダーは多いものと考えられます。
その中でも、169円台後半に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年5月29日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年5月29日7時のもの)

直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で推移し、この傾向は未明まで継続しました。
ユーロはマイナスに沈んだ場面もありましたが、おおむねプラスで取引されました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年5月29日)の主な経済指標

10:30(豪州)消費者物価指数(CPI)
23:00(米国)リッチモンド連銀製造業指数
27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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