昨日(2024年6月4日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は午後に円高が進む。
午前中の豪ドル円は、月曜日の値動きの範囲内で円安が進みました。
午後に入ると円高に転じ、前日安値を下抜けて円が買われています。
ドル円と豪ドル米ドルがともに下げる展開で、豪ドル円はこの影響を受けた模様です。
夜に下落が止まると横ばいに転じ、この傾向は未明まで継続しました。
なお、日本で5月マネタリーベースが発表されたものの、この時間帯の豪ドル円に特段の反応はありませんでした。
本日(2024年6月5日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月5日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、101円台前半から102円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、103円付近から円安の部分では、買い注文が乏しいです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、103円付近から106円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、105円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年6月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年6月5日7時のもの)
直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はマイナスで取引された後、夕刻以降にプラス幅を大きく広げました。
豪ドルは夜にかけてマイナス幅を拡大し、それ以降は横ばいに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年6月5日)の主な経済指標
10:30(豪州)実質GDP
21:15(米国)ADP雇用者数(前月比)
22:45(カナダ)カナダ中銀政策金利
23:00(米国)ISM非製造業景気指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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