昨日(2024年6月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.435(-0.123)<-4.81%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに下落。
先月末、NWS(アメリカ国立気象局)が米国の夏の気温は高いと予報しており、NATGAS価格にとって引き続きプラスだと考えられます。
しかし、昨日の価格は下落しており、月曜日の上窓を埋める動きが継続しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年6月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日続けて陰線を形成しましたが、おおむね前日の値幅の範囲内での値動きにとどまりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と重なっており、上昇圧力は限定的です。
2.4ドル割れ後に反発しており、今後2.4ドルが支持帯となる可能性があります。
目先は、2.4ドルが支持帯となり反発が続くか、2.4ドルを割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばの一時的な上昇の後、取引終了まで下落が続きました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
3日の取引開始時に形成した窓を埋めて取引を終えています。
窓埋めにより今後上昇へ転じるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、496基でした。
5週連続で100基割れが続いています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、100基です。
先週は今年初めて100基を下回りましたが、再び100基に戻しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で84bcf(10億立方フィート)増加し、2795bcfでした。
増加幅は市場予想よりも大きく、在庫量は直近5年間の平均値を大きく上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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