昨日(2024年6月5日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.581(0.146)<6.00%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夜に上げ幅を拡大。
6月の米国の気温は平年よりも高いと見込まれており、天然ガスの冷房需要が高まると報道されています。
NATGASはこれを反映して上昇したと考えられます。
また、EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控え、在庫量増加幅は前年の同時期よりも小さいと見込まれています。
これも、価格上昇に寄与した可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年6月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成したものの、2営業日続けてほぼ6月3日の値幅の範囲内での値動きに留まりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は限定的です。
2.6ドル目前まで上昇し、若干反落して取引を終えました。
目先は、2.6ドルも突破して上昇が続くか、2.6ドルが抵抗帯となり反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間前半は小動きの展開となりましたが、取引時間半ば以降は上昇が続きました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
27日から抵抗帯として機能する2.6ドル台前半近くまで上昇しています。
目先は、これまで通り抵抗帯付近から下落するか、抵抗帯を突破して上昇が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、496基でした。
5週連続で100基割れが続いています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、100基です。
先週は今年初めて100基を下回りましたが、再び100基に戻しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で84bcf(10億立方フィート)増加し、2795bcfでした。
増加幅は市場予想よりも大きく、在庫量は直近5年間の平均値を大きく上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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