昨日（2024年6月11日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：38723.7（-116.8）＜-0.30%＞
  US100（米国100株価指数）：19227.9（+145.9）＜+0.76%＞
  US500（米国500株価指数）：5379.2（+16.0）＜+0.30%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

6月11日の米国株主要3指数は、まちまちの値動きとなっています。
US30は下落したものの、US100とUS500は最高値を更新しました。

この日は消費者物価指数（CPI）、FOMC終了後の政策金利発表やパウエルFRB議長の会見を控え、警戒ムードが先行してUS30は利益確定売りが多く発生しました。
ただし、中盤以降はAI分野の出遅れ挽回策を公表したアップル / Apple Inc.が買われ（7.3％上昇）、US30は下げ幅を縮小しました。

他に個別で見ていくと、ゼネラル・モーターズ / General Motors Companyは、60億ドルの自社株買いを実行するとして1.35％上昇しました。

オラクル / Oracle Corporationは、四半期決算の結果、時間外取引で8％上昇しています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年6月12日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月12日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、長く下ヒゲを伸ばす陰線が立ちました。
ローソク足と平均足はほぼ重なるような位置にあります。
平均足は陰連中で、実体が長く、上ヒゲが短い売りの勢いが見られる形状です。
そのため、ローソク足が平均足に頭を押さえられて続落する展開も想定されます。

＜1時間足チャート分析＞

長期レジスタンスラインを頂点として、高値、安値を切り下げる下降トレンドに移行しています。
しばらく中期サポートラインで反発する展開が続いていましたが、前日の値動きで下方向にブレイクしました。
更新された安値位置に新たな中期サポートラインを形成して反発、平均足付近まで戻っています。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年6月12日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月12日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、終値ベースで最高値を更新する陽線で引けました。
平均足は陽連しており、それより高い位置にローソク足があることからも、大局は上昇トレンドと考えられます。
また画面外ですが、200日移動平均線も右肩上がりで、ローソク足より低い位置を推移しています。

＜1時間足チャート分析＞

長期レジスタンスラインが下値、中期レジスタンスラインが上値となって、その間での値動きが継続していました。
この期間、ローソク足と平均足は何度も交わっていたため、平均足の色も定まりませんでした。
しかし、前日後半の上昇で上方向にブレイクを果たし、平均足も陽転しています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年6月12日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月12日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は陽線が立ち、終値で最高値を更新しています。
平均足は陽連中で、それより上にローソク足があるため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
さらに、画面外の200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より安い価格帯を推移していることも、買い圧の強さを示唆しています。

＜1時間足チャート分析＞

高値が切り下がり、安値が切り上がるような形状でしたが、前日はまず下落して安値を更新し、少し深い位置に中期サポートラインを形成してから反発。
今度は中期レジスタンスラインを突破して高値を更新し、前日の取引を終えています。
この上昇により、平均足も陽転しました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日（2024年6月12日）の主な米国経済指標

12日（水）21:30（米国）5月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
12日（水）21:30（米国）5月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
12日（水）21:30（米国）5月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
12日（水）21:30（米国）5月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
12日（水）27:00（米国）5月月次財政収支
12日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利発表
12日（水）27:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

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