昨日(2024年6月12日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38697.9(-25.8)<-0.07%>
US100(米国100株価指数):19586.3(+358.4)<+1.86%>
US500(米国500株価指数):5433.8(+54.6)<+1.02%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月12日の米国株主要3指数は、IT銘柄などが牽引する形でUS100とUS500が大きく伸びました。
一方で利下げが後ろ倒しになる見通しが強まり、US30は下落しています。
この日に発表された消費者物価指数(CPI)は、インフレの鈍化を示す内容だったため、US30は取引時間の序盤に大きく上昇しました。
しかし、FRBの年内利下げ回数が想定されていた3回から1回に減ったことが影響し、結局はマイナス圏に後退しています。
ソフトウェア大手のオラクル / Oracle Corporationは、2025年度の売上高が2ケタ成長する見通しから13.3%上昇しました。
アップル / Apple Inc.は2.9%上昇し、一時的に時価総額がマイクロソフト / Microsoft Corporationを超えて、世界首位の座を短時間ですが取り返しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年6月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、一時的に平均足よりも価格が上に飛び出すも反落して上ヒゲを長く伸ばす、実体が短い陰線で引けました。
平均足は陰連中で、ローソク足がそれと重なるように推移しているため、ローソク足がどちら側に抜けていくかに注目が集まります。
なお、画面外下方には右肩上がりの200日移動平均線が位置しています。
<1時間足チャート分析>
長期と中期のサポートラインが重複する水準で下落が一服してV字反転しました。
ローソク足が平均足を上に抜けることで、平均足は陽線転換しています。
この動きの中で、中期レジスタンスラインを上に抜ける強い上昇が発生するも、長期レジスタンスラインを終値で超えられずに反落しました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年6月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は大きく最高値を更新する大陽線が立ち、1万9500ポイントを終値で超えました。
平均足は陽連中で、一時期は緩かった上昇の角度がまた急になりつつあります。
画面外ですが、200日移動平均線も右肩上がりでローソク足より安い位置にあるため、大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインより少し上でレンジ相場になっていましたが、上限を突破して上昇トレンドが再び始まりました。
陽連中の平均足に支えられるように上昇し、一度も平均足を下回ることなく引けました。
このまま続伸する場合、平均足がサポートになる展開も想定されます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年6月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、大きく高値を更新する長い陽線が立ちました。
陽連中の平均足は、一時的に上昇の角度が緩く、実体も短かったです。
しかし今週に入ってからの3連騰で再び角度が急になり、実体も長くなり始めています。
押し目の水準を探る際には、直近安値から高値に引かれたフィボナッチが目安になりそうです。
<1時間足チャート分析>
ローソク足と平均足が何度も交わり合って、平均足も複数回転換するもみ合いの相場から上に放れて、上昇トレンドがスタートしました。
陽連している平均足に支えられるように上昇し、大きく高値を更新して引けています。
ローソク足が平均足を上回っているうちは、目先の買い圧力が強いと考えられます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2024年6月13日)の主な米国経済指標
13日(木)21:30(米国)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
13日(木)21:30(米国)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
13日(木)21:30(米国)5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
13日(木)21:30(米国)5月卸売物価指数(PPI)(前月比)
13日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
13日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
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OANDA Lab編集部
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