昨日(2024年6月13日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は深夜に円高。
日中から夜にかけての豪ドル円はレンジ相場で推移し、方向感の定まらない展開でした。
ドル円が円安だった一方で豪ドル米ドルは下落しており、これを反映した模様です。
深夜に入ると、ドル円と豪ドル米ドルがともに下落し、豪ドル円も円高方向に進んでいます。
未明にやや戻したものの、円高で1日の取引を終えました。
なお、豪州で雇用統計が発表され、失業率は市場予想と同じ、新規雇用者数は市場予想より強い結果でした。
この時間帯の豪ドル円は上下にやや大きく振れたものの、トレンドを形成するに至っていません。
本日(2024年6月14日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月14日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、102円付近から104円台前半にかけて、買い注文がやや厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、103円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、103円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、104円台後半の売り注文も特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年6月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年6月14日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はユーロです。
円は日中から夜にかけてマイナス圏で推移し、深夜にプラスに転じました。
豪ドルはゼロを挟んで上下動し、深夜にマイナス幅をやや広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年6月14日)の主な経済指標
(日本)日銀金融政策決定会合 終了後政策金利発表
15:30(日本)植田和男日銀総裁会見
23:00(米国)ミシガン大学消費者態度指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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