昨日(2024年6月13日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.8(-0.092)<-3.18%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは2営業日連続で下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で74bcf(10億立方フィート)の増加でした。
市場予想に近い結果でしたが、価格は下落が進んでいます。
過去分の在庫が上方修正されており、これも価格下落に影響した可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年6月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成して下落し、2営業日続落となりました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
5営業日続伸で高値を更新した後、2営業日続落しています。
目先は、反発して再度高値の更新を目指すか、本格的な下落につながるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
一時的な上昇の後は下落が続き、当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
11日の高値を天井とする下落が継続中です。
11日の高値から続く下落がいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で4基減少し、492基でした。
6週連続で500基割れが続き、492基は今年に入って最も少ない稼働数です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基減少し、98基です。
再び100基を割り込んでおり、稼働リグ数の減少傾向に変わりはありません。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で74bcf(10億立方フィート)増加し、2974bcfでした。
在庫は過去5年間のレンジ上限を上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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