先週金曜日（2024年6月14日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：78.523（+0.476）＜+0.61％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発。
ドルインデックスが上昇傾向で推移しており、これは一般的にUSOIL価格の下落要因とされます。
しかし、先週火曜日以降は方向感の乏しい展開が続いており、やや上昇して取引を終えました。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ23万4,000の買い越しでした。
5月中旬以降、買い越し幅は20万台前半で推移しています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年6月17日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年6月17日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
先週金曜日のローソク足は上ヒゲを伸ばした陽線を形成。
一時は79ドル台まで上昇しましたが、最終的に78ドル台で引けました。
平均足は上下にヒゲを伸ばした陰線を形成しており、方向性が出ていないことを示しています。
目先は、80ドルを目指して上昇するか、反落して平均足を下抜くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
直近高値を目指して上昇していたローソク足は反落。
一時は平均足を上抜きましたが、最終的に平均足の下で引けています。
一方で、平均足は陽線を形成しており、買い優勢を示唆しています。
目先は、このまま下に引かれている中期サポートラインを試すか、反発して平均足を上抜くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年6月7日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から4基減少した492基でした。
このまま480基台まで減少を続けるかに注目です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年6月7日時点の原油在庫は前週比で373万バレルほど増加し、およそ4億5965万バレルです。
直近の原油在庫は増減を繰り返しながら横ばいに推移している状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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