昨日(2024年6月17日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38810.0(+273.0)<+0.71%>
US100(米国100株価指数):19908.8(+235.4)<+1.20%>
US500(米国500株価指数):5482.2(+51.4)<+0.95%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月17日の米国株主要3指数は、揃って大きく上昇しました。
US100とUS500は過去最高値を更新しています。
これにはFRBによる金融引き締め長期化への警戒感が後退したことが影響しています。
FRB高官が講演で年2回の利下げシナリオもありうることを表明しました。
先週のFOMC参加者の見通しでは、年内の利下げは1回だったため、株買いの要因となっています。
ただ、フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は、経済動向が自身の予想通りなら、年末までに1回の利下げが適切という考え方を示しています。
個別で見ていくと、アップル / Apple Inc.は1.97%上昇、マイクロソフト / Microsoft Corporationは1.31%上昇と、一時期の下げから反発しています。
ブロードコム / Broadcom Inc.は5.41%上昇、台湾積体電路製造(TSMC) / Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limitedは2.74%上昇、マイクロン・テクノロジー / Micron Technology, Inc.は4.58%上昇しています。
エヌビディア / NVIDIA Corporationは0.66%下げましたが、フィラデルフィア半導体指数は過去最高となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年6月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は大きく上昇する陽線が立ち、陰連は4でストップしました。
ローソク足の終値は平均足を上に抜けています。
平均足は陰連していますが、実体が短く、上ヒゲが伸びてきており、トレンド転換の可能性を示唆しています。
200日移動平均線は画面外にありますが、右肩上がりです。
<1時間足チャート分析>
ローソク足と平均足が何度も交わりながら下落していましたが、長期サポートラインをつけた水準で反発。
中期レジスタンスラインまで上昇しました。
その後一時的に押してから、もう一度上昇して中期レジスタンスラインを突破し、あまり戻らず前日の取引を終えています。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年6月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、大きく最高値を更新する陽線が立ち、節目の2万ポイントにかなり近づきました。
この上昇で6連騰となり、ローソク足は平均足に対して大きく先行して乖離が拡大しています。
平均足は上昇の角度がつき、実体が長く、下ヒゲが短くなってきているため、大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれたレンジ相場から、レンジ上限を突破して続伸しました。
中期レジスタンスラインがサポート転換して押し目となり、大きく高値を更新しています。
ローソク足と平均足の距離がかなり開いたため、平均足付近まで押すケースも考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年6月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、最高値を更新する実体が長い陽線が立ちました。
ローソク足が陽連中の平均足に対して大きく先行する位置関係で、平均足も停滞していた一時期と比べ、上昇の角度がつき、実体が長くなり始めています。
押し目のタイミングは、フィボナッチの23.6%や38.2%が基準になりそうです。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインが一時的な天井となり、ローソク足と平均足が何度も交差する展開が続きました。
この間、平均足は何度も転換していましたが、1本前の中期サポートラインで底をつけると上昇に転じました。
この上昇で長期レジスタンスラインのブレイクに成功しています。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2024年6月18日)の主な米国経済指標
18日(火)21:30(米国)5月小売売上高(前月比)
18日(火)21:30(米国)5月小売売上高(除自動車)(前月比)
18日(火)22:15(米国)5月鉱工業生産(前月比)
18日(火)29:00(米国)4月対米証券投資
18日(火)29:00(米国)4月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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