昨日(2024年6月20日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.701(-0.139)<-4.89%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに下落。
米国では平年より高い気温が続いているものの、6月後半は暑さが和らぐ予報です。
NATGAS価格はこれを受けて下落したと報じられています。
なお、EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計は、日本時間21日(金)深夜に発表予定です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、18日の上昇分を打ち消す下落を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と重なりつつあり、上昇圧力は弱まっています。
17日以降2.7ドル付近が支持帯として機能しつつあります。
目先は、2.7ドル付近が支持帯となり反発するか、同水準を割れて下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始直後の上昇を除き、終日下落が続いて取引を終えました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
取引開始直後の上昇で19日高値を更新したものの、最終的に17日安値付近まで下落しました。
目先は、17日安値を割れて下落が加速するか、17日安値は割れずに反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で4基減少し、488基でした。
3週連続で稼働数が減少しており、稼働数の下落傾向が続いています。
一方、天然ガスのリグ数は前週と同じ98基です。
稼働リグ数を維持したものの、減少傾向に変わりはありません。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で74bcf(10億立方フィート)増加し、2974bcfでした。
在庫は過去5年間のレンジ上限を上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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