昨日（2024年6月24日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：2.804（+0.092）＜+3.39％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは2営業日連続で上昇。
NWS（アメリカ国立気象局）によると、直近1～2週間の米国は南部を中心に平年より気温が高いと見込まれています。
気温の見通しを受けて、天然ガスの冷房需要が意識されたと報じられています。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ10万4,000の売り越しでした。
売り越し幅は2週連続で10万を超えています。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2024年6月25日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年6月25日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陽線を形成し、2営業日続伸となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と重なっており、上昇圧力は弱まっています。
上昇しましたが、6月半ば以降のレンジ相場内の値動きに留まりました。
目先は、さらに上昇してレンジ突破により高値を目指すか、反落してレンジ内の値動きに留まるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始からジリ高が始まり、時間の経過とともに上昇が加速しました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
20～21日の下落分を戻す形で上昇し、一時2.8ドルに到達しました。
目先は、2.8ドル到達で上昇一服となり反落するか、20日高値まで上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で3基減少し、485基でした。
4週連続で減少しており、稼働数は今年の最少を更新しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週と同じ98基です。
2週連続で増減がなく、稼働数は3週連続で100基を下回りました。
天然ガス貯蔵量の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で71bcf（10億立方フィート）増加し、3045bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、貯蔵量は過去5年の最大値を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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