昨日（2024年6月24日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：39510.0（+282.5）＜+0.72%＞
  US100（米国100株価指数）：19529.3（-251.3）＜-1.27%＞
  US500（米国500株価指数）：5461.0（-20.0）＜-0.36%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

6月24日の米国株主要3指数は、ハイテク銘柄が売られたものの、金融やエネルギーが買われました。
その結果、US30が上昇し、US100とUS500が下落するというまちまちな展開になりました。

この日には、注目度が高い経済指標などの強い材料はありませんでした。

生成AIブームを牽引し、時価総額で世界1位にもなったエヌビディア / NVIDIA Corporationは続落しました。
ただしこれは短期的な調整ではないかという意見もあります。
また、ハイテク株も総じて売り込まれました。

市場の注目は、27日に行われるバイデン大統領とトランプ前大統領によるテレビ討論会、28日の個人消費支出（PCE）物価指数です。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年6月25日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月25日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、上下にヒゲが伸びるも実体も長い陽線で引け、3連騰となりました。
平均足は陽線に転換しており、それよりも高い位置にローソク足が並んでいることから、大局は上昇トレンドと考えられます。
史上最高値である4万ドルを試すかに注目が集まります。

＜1時間足チャート分析＞

上昇トレンドが一服し、中期と長期のレジスタンスラインに挟まれるレンジ相場でしたが、上抜けして続伸しました。
大きく高値を更新した位置に、新たな中期レジスタンスラインを形成して反落しました。
しかし平均足のサポートがあって、それ以上の下落は食い止められています。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年6月25日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月25日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、3陰連となる陰線で引けて、ローソク足の終値は平均足の上ヒゲと接触する位置まで下げました。
平均足は実体が長く、下ヒゲがない上昇の勢いが強い形状で、それよりも高い位置に価格があるため、全体的には買い圧力が強いことを示唆しています。
平均足がサポートになって、反発する展開も想定されます。

＜1時間足チャート分析＞

長期レジスタンスラインを頂点として下落が始まり、陰連中の平均足がレジスタンスになりながら高値、安値の切り下げを続けています。
下落の過程で、何度かローソク足が平均足を上に抜けましたが、そのたびにすぐ押し戻されました。
前日の取引時間終盤に、大きく安値を更新して引けています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年6月25日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年6月25日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、上ヒゲが伸びる陰線が立ち、3陰連となりました。
ローソク足は平均足より高い位置にあり、平均足も実体が長く、下ヒゲがない上昇の勢いを示唆する形であるため、全体の流れは買い優勢と考えられます。
画面外の200日移動平均線も右肩上がりで、ローソク足より低い位置にあります。

＜1時間足チャート分析＞

長期レジスタンスラインで相場の方向が切り替わり、ローソク足が平均足を下に追い抜くことで、平均足は陰転しました。
平均足に頭を押さえられる下落が続いたあと、下降の勢いが衰えて、ローソク足が平均足を上に抜けることで、平均足は陽転しました。
しかし前日の終盤に再度ローソク足が平均足を下に抜け、平均足も陰線に転換しています。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日（2024年6月25日）の主な米国経済指標

25日（火）22:00（米国）4月ケース・シラー米住宅価格指数（前年同月比）
25日（火）23:00（米国）6月リッチモンド連銀製造業指数
25日（火）23:00（米国）6月消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）

本日発表予定の経済指標はこちら

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---