先週金曜日（2024年6月28日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は夕刻以降に円安の展開。
日中の豪ドル円は値動きが緩やかで、やや円高方向に進みました。
夕刻以降に反転し、円安が優勢の展開です。
この時間帯以降に豪ドル米ドルが上昇幅を広げており、この影響を受けた模様です。
深夜には円安が一段と進みました。
豪ドル米ドルに加えてドル円も円安幅を拡大しており、これを反映したと考えられます。
日付が変わると値動きは落ち着き、わずかに円高方向に戻して取引を終えました。
本日（2024年7月1日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年7月1日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、104円台前半から106円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、106円台半ばから108円台前半にかけては、買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、106円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、107円台半ばの売り注文も厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年7月1日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関関係だったのは、ユーロ円とポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年7月1日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はゼロ付近で上下動した後、深夜にマイナス幅を広げました。
豪ドルは午前中にマイナス圏で取引され、夜以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
1日（月）8:50（日本）4-6月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資（前年度比）
1日（月）8:50（日本）4-6月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
1日（月）8:50（日本）4-6月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
1日（月）8:50（日本）4-6月期日銀短観・四半期大企業非製造業先行き
1日（月）8:50（日本）4-6月期日銀短観・四半期大企業非製造業業況判断
1日（月）23:00（米国）6月ＩＳＭ製造業景況指数
2日（火）10:30（豪州）豪準備銀行（中央銀行）、金融政策会合議事要旨公表
2日（火）18:00（ユーロ）6月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値）（前年同月比）
2日（火）18:00（ユーロ）6月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、速報値）（前年同月比）
2日（火）22:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
3日（水）10:30（豪州）5月住宅建設許可件数 （前月比）
3日（水）10:30（豪州）5月小売売上高（前月比）
3日（水）21:15（米国）6月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
3日（水）23:00（米国）6月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
3日（水）25:00（ロシア）1-3月期実質国内総生産（ＧＤＰ、確報値）（前年比）
3日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
4日（木）20:30（ユーロ）欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会議事要旨
5日（金）21:30（カナダ）6月失業率
5日（金）21:30（カナダ）6月新規雇用者数
5日（金）21:30（米国）6月失業率
5日（金）21:30（米国）6月平均時給（前年同月比）
5日（金）21:30（米国）6月平均時給（前月比）
5日（金）21:30（米国）6月非農業部門雇用者数変化（前月比）
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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