ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で161円台後半|米経済指標を受けて円高が進む場面も(2024年7月4日)

FXレポート

昨日(2024年7月3日)のドル円動向振り返り

ドル円は最終的に円安。

日中から夕刻にかけて、ドル円は円安トレンドが継続しました。
夜に入るとADP雇用統計が発表され、市場予想より弱い数字でした。
この時間帯のドル円は円安の勢いが止まっており、やや円高に進んでいます。
その後、ISM非製造業景況指数が発表され、市場予想よりも弱く、好不況の境目とされる50を下回りました。
米10年債利回りは低下し、ドル円は急落模様の円高で、今週始値付近に到達しています。

日付が変わり、米10年債利回りは戻りが鈍かったものの、ドル円は円安方向に戻しました。
最終的に、前日終値比で円安で取引を終えました。

本日(2024年7月4日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年7月4日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月4日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、159円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、158円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。

その一方、161円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、160円台前半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月4日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係の通貨ペアはありませんでした。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月4日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げ続ける展開で、この傾向は未明まで継続しました。
ドルはゼロ付近で上下動した後、夜にマイナス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年7月4日)の主な経済指標

(米国)米国独立記念日 休場
17:30(米国)建設業PMI
20:30(ユーロ)ECB理事会議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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