WTI原油見通し(市況ニュース):週間原油在庫統計の大幅減少の影響により、原油価格は続伸(2024年7月5日)

マーケットレポート

昨日(2024年7月4日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:84.32(+0.46)<+0.55%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは2営業日連続で上昇。

日本時間3日夜に発表された原油在庫統計において、減少幅が市場予想を大幅に上回りました。
昨日もこの影響が残り、USOIL価格が上昇したと報じられています。

なお、昨日は米国の祝日に伴う短縮取引で、日本時間午前3時30分に取引が終了しました。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年7月5日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年7月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月5日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日のローソク足は陽線を形成しました。
2営業日連続で上昇し、現在は84ドル台で推移しています。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線が連続しており、買い優勢です。
目先は、このまま上昇を続けられるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は平均足を下抜いた後に反発。
この上昇で中期レジスタンスラインを上抜きました。
平均足は陽線を形成しており、買いの勢いが出つつあるようです。
目先は、直近高値に引かれた長期レジスタンスを目指して上昇を続けられるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)0705

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年6月28日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から6基減少し、479基でした。
2024年5月以降から減少基調で推移しており、2024年の最少を更新しました。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)0705

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年6月28日時点の原油在庫は前週比で1215.7万バレルほど減少し、およそ4億4854万バレルです。
おおむね横ばいに推移していた原油在庫ですが、直近は大きく減少しました。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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